マリオ

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特徴

任天堂の看板キャラクター、どころかゲーム全体の代表と言ってもいいキャラクター。世界一有名なゲームキャラとしてギネスブックに掲載されている。配管工で20歳半ばという設定。実は初登場はマリオシリーズではなく、1982年のゲーム&ウォッチの「ドンキーコング」である。尊敬の念を込めて「ミスタービデオゲーム」と呼ばれる場合も。大乱闘スマッシュブラザーズには初代からずっと参戦している。クセのない性能の技を多く持つ。打撃、ファイアボールなど近距離、遠距離問わず技がそろっている。

額に "M" と書かれた赤い帽子とオーバーオールがトレードマークの、言わずと知れたミスターニンテンドー。
得意のジャンプアクションとBボタンダッシュ、そしてキノコによって巨大化する特技を引っさげ、己の肉体を武器に単身クッパ軍団に挑み、世を席巻したヒゲおやじ。
今や史上最も有名なゲームキャラクターという地位に君臨しており、業界内外に轟くその名声を欲しいままにしている。
普段は宿敵クッパとピーチ姫を巡って死闘を繰り広げているが、非常に多芸な側面を持ち、配管工のほか、医者、解体屋、芸術家、悪役など多くの職歴があり多方面で活躍している。
また、趣味も多岐に渡り、カートレースやテニス、ゴルフなどさまざまなスポーツを嗜む。

性能

スマブラにおけるファイターとしてのマリオは、攻撃力や運動性能、体重など、作品のさまざまな要素において基準となるファイター。そのためか、最初に制作されるファイターでもある。
作品によって多少の性能の差異はあるものの、オールラウンドなキャラクター性はそのままに、クセの少ないバランスの良いファイターに仕上がっている。

運動性能・攻撃性能ともに標準的。ジャンプ力も標準的。とはいえ三角飛びはできる。
また、手足がやや短いせいか、通常ワザのリーチは他のファイターに劣るが、発生が早いものが多く、攻守のバランスに優れている。
空中攻撃についても同様に扱いやすいものが揃っており、メテオワザも実装する。
必殺ワザは、飛び道具のファイアボールをはじめ、復帰技のスーパージャンプパンチ、反射と反転を兼ねるスーパーマントや押し出し効果のあるポンプのようなトリッキーなワザも備えている。

中間距離での牽制合戦や差し合いから、至近距離での接近戦までこなせる懐の広さが持ち味。
逆に考えれば、相手が苦手とする間合いを中心に戦うようにすることで、こちらから有利な戦いを仕掛けていくこともできる。

これといった弱点があまりないのが強みだが、尖った強みもないため、相手の長所を封じ込め、相手の短所を丁寧に突いていくという、立ち回りに重きを置く対応型のファイター。
相手や戦況に合わせて柔軟に戦い方を変えることができるミスターハイスタンダード。

運動性能

ジャンプ:2回
三角飛び:○
カベ張り付き:×
しゃがみ歩き:×

長所・短所

長所

・ワザの発生が早め。こちらのワザが届く間合いであれば、相手の先手を取って攻撃しやすい。密着状態には比較的強い部類。
・発生が早いニュートラル空中攻撃や無敵時間のあるスーパージャンプパンチがあるため、相手の連係に割り込む能力が高い。相手の攻めの流れを止めやすい。
・投げの性能が高め。後投げは撃墜が狙え、下投げはコンボや連係の始動技として強力。
・空中攻撃の着地硬直が少ない。空中攻撃からスムーズに次の行動に移れる。出の早い地上攻撃に繋ぐことも比較的容易。
・飛び道具を持っている。
・反射技を持っている。また、反射効果のほかに相手の進行方向を一時的に反転させる効果もある。
・押し出し効果のあるワザを持っている。
・反転技と押し出し技があるため、一部のキャラに対しての復帰阻止が強力で、場合によっては早期のバーストおよび事故による頓死が狙える。
・極端な短所を持たないため、どんな相手ともある程度やり合えるだけの対処能力の高さを持つ。

短所

・ワザのリーチが短く、つかみ間合いも広いほうではない。武器持ちや体格で劣るファイターには、こちらのワザが届かないところから一方的に攻撃されやすい。
・復帰力が低い。復帰距離そのものがあまり長くないので、ベクトルの低いふっとびや場外での運びに弱い。
・突出した長所を持たないため、概ねどのファイターが相手でも圧倒的な優位を得ることは難しい。
また、マリオに限った話ではないものの、持ち前の対応力を十分に発揮するには、相応の知識と対戦経験を要する。