クッパ

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特徴

マリオの永遠のライバル。初登場は「スーパーマリオブラザーズ」。8つあるワールドのそれぞれのボスとして城でマリオを待ち受ける存在だったが、ワールド8以外のクッパは全て偽者。ほとんどの場合はピーチ姫をさらい、マリオの敵としてラスボス、またはそれに準じる存在として立ちふさがることになるが、作品によってはマリオ、ルイージと共に戦うことになる。とはいえ、それもほとんどが一時的な目的の一致によるものが多い。
スマブラDXから登場し、見た目通り屈指のパワーキャラクター。攻撃力が高く吹き飛びにくいのが長所で、動きが遅く体が大きいのが短所という、わかりやすいキャラクター。3DS版ではモーション変更が多く、変化が多い。
スーパーアーマーが常時搭載であり、特定の弱攻撃(リトルマック、ピカチュウ、カービィ、ネス)、トーンリンクの矢、ロックバスター、スーパースコープ(溜めなし)などの攻撃を受けても仰け反らない。

性能

カメ一族の戦闘集団であるクッパ軍団を率いる大魔王もとい大王。マリオの永遠のライバル。
今回は息子たちも参戦している。
クッパという名前とは裏腹に、怪獣のような風貌に鋭い牙と爪、そして背中にはカメの証であるトゲつきの甲羅を持つ。
さらにその口からは灼熱の炎を吐くことができる。
また、懐には大量のハンマーを隠し持っており、それを投げつける凶器攻撃を得意としていたが、スマブラではアイテムのハンマー以外は使う気がない様子。

全ファイター中、最高の重量とそれに裏付けられた強大なパワーを誇る、高い攻撃力と防御力を兼ね備えた生粋のパワーファイター。
今作では性能が一新され、これまでとは一味違う強さを持ちさらに手強くなった。
主にワザのモーションや運動性能が見直されており、いくつかの新技を会得しているほか、ダッシュスピードは重量級とは思えぬほど速い。
それから、スマブラクッパの代名詞ともいえる#ガーキャンシェルを筆頭に、もともと得意としていた守りの面でも磨きがかかっている。
巨体ゆえの広い攻撃範囲に加えて、無敵部位のある攻撃が増え判定が強化され、そのうえ固有の特殊技能#ひるみにくい体を獲得したため、これまで以上に迎撃がしやすくなった。

しかしながら、各種動作は初動が遅く、やや大振りかつ緩慢で、移動も攻撃も荒削りなところはあまり変わっておらず、
ダッシュによる機動力が高いわりには、飛び道具や牽制技による足止めに弱く、動きが重たい印象を拭い去るには至っていない。
考えなしに突撃したり暴れたりしているだけでは、容易く動作の隙につけ込まれてしまうだろう。
そしてひとたび攻撃を受けてしまうと、巨体ゆえに連続で攻撃を受けやすく、コンボや運びからの脱出が困難。何もさせてもらえないままやり込められてしまうこともしばしば。
長所を封じられやすいという最大の欠点は相変わらずなので、クッパの弱点や苦手な状況をよく理解し、それを補う工夫が求められる。

長所・短所

長所

全ファイター中No.1の巨体と重量を誇る。総合的なふっとびにくさにおいては最強のファイター。
ただし、落下速度の関係で、上方向への耐性はデデデやドンキーコングのほうが上。
低%のうちは一部の弱い攻撃に対してのけぞらない特殊技能を持つ。それらの攻撃に対する反撃が容易、かつ相手にそれらの攻撃を出させない効果が期待できる。
巨体と重量に違わぬ長いリーチと高い攻撃力を持つ。
スマッシュ攻撃はもちろん、空中攻撃や強攻撃、必殺ワザによる撃墜も十分に狙えるだけのパワーがある。
無敵および無敵部位を持つワザが豊富で判定が強い。相手のワザに無敵部分を合わせることで一方的に勝てる場合が多い。
相手の攻めに対する迎撃能力が高い。
体格の良さを活かした攻撃範囲の広さに加え、伝家の宝刀#ガーキャンシェルがあるため、迎撃や対空、反撃や割り込み、後の先を取る潰しが得意。
判定の強さに恵まれていることもあり迎撃の成功率も高い。読みと反応に長けた使い手が操るクッパはまるで要塞のよう。
ダッシュスピードが速く、地上での機動力に優れる。着地狩りの能力は高め。
射程の長い牽制技(横強、クッパブレスなど)を持っている。
空中で使用可能なつかみワザ(ダイビングプレス)を持っている。空中からでも相手のガードを無視した攻撃が可能。
シールド削り能力が高いワザ(クッパドロップなど)を持っている。クッパはワザの威力が高いため、シールドを割ったときのリターンも大きい。

短所

全ファイター中No.1の巨体は当たり判定の塊。特に乱戦では袋叩きに遭いやすく、最悪の場合、ロクに動けないまま撃墜されてしまうことも。
的確にガードしたり、大きく動いたりしないと、相手の攻撃を避けきることが難しい。コンボ耐性も劣悪。
飛び道具を持たない。牽制技やクッパブレスで攻めを強要できない相手に対しては、こちらから攻めざるを得ず、分の悪い戦いを強いられる。
ジャンプ力が低い。入力から空中状態への移行も遅い。クッパでジャンプする際には気持ち早めに入力する必要がある。
しかも巨体であるため、飛び道具を避けるのにも一苦労で、足止めされやすく機動力を発揮しにくい。立ち姿勢が高いことも足枷になっている。
歩行速度が遅い。細かい間合いの調整は苦手。
ワザの発生が遅め。懐に潜り込まれると戦いにくい。
空中攻撃の着地硬直が非常に長い。同様の問題を抱えているガノンドロフやリザードンをも上回り、着地隙の多さは突出している。
ワザを出した場合は確実にヒットさせないと相手の反撃が確定するケースが多い。
また、ショートジャンプからの攻撃は着地隙なしで出せるものもあるが、対地攻撃はハイリスクな博打になりがち。
空中での機動力があまり高くないうえ、コンボ耐性が低いことや空中攻撃の着地隙の問題もあるため、着地が非常に弱い。
いったん浮かされると主導権を奪い返すことが難しく、相手ペースのまま押し切られてしまうこともある。
復帰力がやや低い。長距離の復帰や上方向の復帰となると少々厳しいものがある。メテオワザや復帰阻止にも比較的弱い。
長所を存分に活かせれば強いが、接近の難しさ、コンボ耐性の低さ、着地の弱さなどの課題があり、相手の対策によって束縛され自由に動ける状況が少ない。
そのため、持ち前の火力・機動力・迎撃能力が封じられやすい。

運動性能

ジャンプ:2回
三角飛び:×
カベ張り付き:×
しゃがみ歩き:○