ガノンドロフ

http://www.youtube.com/watch?v=ctn5lCN3xQE

特徴

ハイラルを狙う魔盗賊。力のトライフォースの持ち主でもあり、その力により魔王となった存在。
3ゼルダの伝説の多くの作品で、主人公リンクの宿敵のポジションとなる魔王。スマブラではパワーキャラの中でも特に重量級の攻撃を持っていて、全ての攻撃がパワフル。ただしスピードは最低クラスという極端な性能となっていて、決して初心者向けのキャラではない。技自体はキャプテン・ファルコンと似ているものが多い。
原作では魔法を用いたり槍や剣などの武器を使ったりすることが多いが、スマブラでは体術メインの肉弾戦を得意とする、パワー偏重型の重量級ファイター。

性能

持ち前の攻撃力の高さは圧巻の一言で、一発一発確実に重い攻撃を叩き込む感覚はガノンドロフならでは。
運動性能は最低クラスで、ワザの発生も遅く隙が大きいものが多いが、どのワザでも撃墜可能なほどのパワーを誇る。
上述の特徴から、1on1は少々苦手だが、乱戦ではそのあり余るパワーで撃墜を量産する。
普段は慎重に立ち回りつつじっくりとチャンスをうかがい、強烈な一撃で全てを持っていくという気構えが求められる。

DXにてキャプテン・ファルコンのモデル変えキャラとして参戦した経緯があり、ワザのモーションの多くにその名残が見られる。
“力と技のファルコンに対し、力だけで相手を押し込める”というコンセプトのため、
似たようなワザに見えて、ファルコンよりも攻撃力と判定に優れる反面、ファルコン以上に発生と隙の面で劣る。
防御力と迎撃重視のクッパ、バランス型のドンキーコング、機動力の高いリザードン、空中戦に強いデデデ、ワリオなどと比較しても、パワーに関しては一枚上。

攻撃を当てることさえできれば、まさに魔王と呼ぶにふさわしい強さで相手を圧倒できる。
……が、守りの面で脆い部分が多く、かといって攻め込む能力が高いわけでもないため、立ち回りの面では最弱クラス。実際のところは常に苦戦が予想される。
一発当てれば一気に挽回、あわよくば撃墜まで持っていけるだけの力はあるので、劣勢でも諦めずに戦う姿勢が大事。

長所・短所

長所

ワザのダメージ・ふっとばし能力が総じて高く、地上・空中ともに撃墜能力に長けている。また、撃墜技としては発生の早いワザを多く持つ。
他のファイターよりも圧倒的に少ない手数で撃墜まで持っていける。
重くふっとびにくいため、粘り強く戦える。重さはクッパ、ドンキーコング、デデデ、リザードンに次ぎ第五位。人型ファイターの中では最も重い。
今作では自分の蓄積ダメージが増えるほど攻撃のふっとばし能力がアップする仕様(通称ほかほか補正)があり、この仕様との相性が良い。逆転要素とワンチャンの塊。
体術で戦うわりにはワザのリーチが長めで判定も強い。一方的に打ち負ける攻撃も存在しないわけではないが、悪くても相打ちになる場合がほとんど。
たとえ相打ちでも、攻撃を当ててさえいれば、火力差と重量差で優位に立てることが多く、殴り合いには強い。
落下速度が速く、素早い着地が可能。比較的短い間隔でジャンプを繰り返すことができる。
空中上攻撃が高性能。相手を浮かせたときの追撃能力や、低空での対空能力が高い。復帰阻止もある程度こなせる。
強力なメテオワザを持っている。
空中でのつかみワザを持っている。
道連れが狙えるワザを持っている。
高火力なワザが豊富なため、シンプルのボス戦、ホームランコンテストや組み手など、一人用モードの攻略が比較的得意。

短所

運動性能が低い。鈍足なうえジャンプ力も低い。
接近や回避に手間取ったり、広いステージでは他のファイターに追いつくことができない。一部のフィールドスマッシュ最終戦も非常に苦手。
ワザの発生が遅く隙が大きいため、1on1では特に見切られやすく隙を突かれやすい。牽制技にも乏しい。
空中攻撃の着地隙が大きい。そして着地隙を発生させずに技が出せる状況が限られている。
飛び道具を一切持たない。それゆえに攻めざるを得ない相手が多く、不利な戦いを強いられやすい。
つかみ間合いが狭い。リーチの長い攻撃や硬直の短い攻撃に対して反撃しにくい。
打点が高いワザが多く、一部のファイターのしゃがみや着地姿勢、姿勢が低くなるワザに対して当たるワザが少ない。
体が大きいために、攻撃に当たりやすい。しゃがみ姿勢も高い。
体の大きさに加えて、重いうえに落下速度が速いため、お手玉の被害が大きくなりやすく、コンボ耐性が低い。
復帰力が低い。復帰距離が短いことに加えて、単調な復帰になりやすいため、復帰阻止が得意な相手には阻止されやすい点も厳しい。